【フリー素材】「誰もいない」はずなのに…公園のベンチに漂う残像

緑あふれる公園でベンチに座り、遠くを走るランナーを眺める視点。青空の下、木々の影が心地よい涼しさを演出している

【素材の紹介】

いつも見えていた“誰か”が、今日はなぜか──いない。
でも、その不在こそが、いちばん強く感じられる。

日常の中に忍び込んだ、静かな違和感を切り取った一枚。

【妄想ストーリー】『ベンチの男』第2話

「ベンチの男 前回のストーリー」

>> 第1話 「目が合いそうで合わない。不自然なほどに。」はこちら

「いない」のに高まる不安

朝の散歩が日課の彼女。決まったルート、決まったベンチ、決まった時間。

でも最近、毎朝必ず同じベンチに座っている中年男性がいることに気づいた。
スマホも見ず、ただ前を見てじっとしているだけ。

「目が合いそうで合わない。不自然なほどに。」

動きもない。ただ、いつもいる。

「でも今日はいない…?」

「……自分の考えすぎだったのか?」

その日、彼女はそんな事を思いながら、ベンチを通り過ぎる。

でもふと、背中に熱のような感覚が。

振り返ると、ベンチには誰もいなかった──

不在って、不在のままじゃ済まないんだよ。
“そこにいたはず”の記憶が、空間に染みつくから。

【素材情報】

  • ファイル形式:png
  • 解像度:1536×1024
  • ファイルサイズ:約2.8MB

【ダウンロードリンク】

【公園・自然・森林・ベンチ・緑】

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