【フリー素材】マンション玄関で荷物(何か)を受け取る日本人女性

マンション玄関で荷物を受け取る日本人女性

【素材の紹介】

彼の名前は中田。実家は地元でも有名な古寺。
幼い頃から、呪物や曰くつきの品を“日常”として見て育った。
そんな彼には、見えないものに“気づく力”がある。

今日の荷物──昨日、同僚が受け取ってから急に体調を崩したという、あの奇妙な荷物かもしれない。

女性のサインに笑顔で応じつつも、中田の眉間には、わずかな皺が寄っていた。

「……なんだか、気配がある」

静かな違和感を感じ取る、敏感な男が受け取った“何か”の一枚。

【妄想ストーリー】連鎖の物語 第3話

「連鎖の物語シリーズ 一覧」

>> 第1話 「負の感情を箱に詰めこむ女」はこちら

>> 第2話 「感の良い配達員」はこちら

霊感持ちの配達員と、“重さ”のない荷物

同僚が体調不良で休み、急遽配送ルートが変更になった配達員の中田。

「こんにちはー!お荷物お届けにあがりました〜!」

は〜い。ちょっとお待ちください

一見明るい20代の配達員・中田。
しかし彼には、人には言えない特技があった。

「小さい頃から、人の“感情”が強くこもった物には敏感なんです。
触ると、背中がゾワッとするんですよね…」

その日手にした箱。サイズのわりに軽い。

だが触れた瞬間、彼は小さくつぶやいた。

「……重っ……」

これなんか重いもの入ってます?

あ、やべ気になってプライベートな質問しちゃった

いえただの人形ですよ

手が痺れるような違和感。
そして、鼻の奥にツンとするような“涙の記憶”。

「…これ、多分、誰かの“別れ”だな。しかも…未練ありまくりだ」

早く届けたい。とにかくこの“気”から離れたい。

荷物を届けた後も、助手席から妙な視線を感じるような…そんな午後だった。

手放したはずの感情ほど、よく響くんだよ。…受け取る側に。

【素材情報】

  • ファイル形式:png
  • 解像度:1536×1024
  • ファイルサイズ:約2.8MB

【ダウンロードリンク】

【配達員・配送・宅配業者・ネットショッピング】

ここからダウンロードできます

※利用ルール・商用利用などの詳細は利用規約ページ をご確認ください。

【関連素材リンク】